GFDのCEOブログ

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意識だけ高い系

(画像:exciteニュース)

昨今の採用市場を見れば一目瞭然で、どこの企業でもそうだと思いますが、弊社も例に漏れず人材採用に力を入れています。

ちなみに、弊社では採用活動を採用プロジェクトとして位置付け、全社的に採用活動に取り組むという方針にしていますが

その前段階で、「どのように求職者を集め」、「どのように会社をPRし」、「どのような基準で」、「どのような人材を採用するべきか?」

ということを

色々と思案しているのですが、

この、「どのような基準」で、「どのような人材」をの部分について考えてみました。

色々と検討する際に、様々な文献を読んだりネット記事を見ているのですが、どうやら最近は勘違い系エンジニアがいそうなので、自分が思う理想のエンジニア像を書いてみます。(あくまでも自分の基準なので一部過激な思想もありますが、)

<採用したいエンジニア>
その1
自分が携わる領域の技術に熟知している

その2
常に最新の技術を追い求め実技として実践している

その3
技術偏向にならず技術を活かした先を見ている

<採用したくないエンジニア>
その1
基礎的な技術力もないのにこんな仕事はやりたくないなどと粋る

その2
常に最新の技術だけ追い求めて出来る気になっている

その3
技術偏向でビジネスとしてのエンジニアリングをしない(趣味のレベル)

こうやってみると、採用したくないエンジニアというのは頭でっかちの意識高い系エンジニア、もとい、意識だけ高い系エンジニアなんだと思います。

昔は、高い参考書籍を購入しなんとか実機環境を用意し手探りで技術を学ぶという、ある意味では非効率的な学習方法でした。

今は、技術情報はネットを見れば簡単に調べることが出来ますし、クラウド環境が普及したことにより実機環境も比較的容易に作れるようになっていると思います。

さらには、海外やその他優秀なエンジニアの勉強方法や参考になる考え方など、とても参考になる情報がネット上には溢れかえっています。

このような環境が整っているという事自体は、非常に素晴らしいことだとは思いますが、情報が溢れかえっている=何が本物で何を自分の物とするかの、情報精査力が求められているとも思います。

昔のように非効率であったが故に、自分で実践し失敗し学ぶという環境から、ネット一つで簡単に技術情報が得られる時代になった事によって、知識だけが膨れあがり実際には何も作れないというようなエンジニアも多くなってきているとも言えます。

しかもこのような人材に限って作れない(経験がない)にも関わらず、知識だけは知っているので謙虚さがなかったりします。

つまり何が言いたいかというと、

意識が高いことは非常に素晴らしいことですが、高い意識をそのまま行動に変えれないようなエンジニアはこれからどんどん淘汰されれば良いと思ってますし

僕自身の採用基準では、このような意識だけ高い系エンジニアは一切採用する気はありませんってことです。

ちなみに、、、

「意識が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。
 習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。」

これ本当だと思います。

間違った意識では行動は変わらないです!!!