自分自身を見つめ直すこと。
今日は、人材の評価について考えてみます。
弊社では、定量的な観点だけではなく、定性的な観点でも評価を行うために、まずは各チームのリーダー(2名)による面談を実施し、その面談内容をマネージャー、事業部長にフィードバックし、さらには自分にフィードバックされるという多角評価の制度を導入しています。
このような多角評価制度を導入したとしても、全てを公正に評価できる訳ではないのが、人材評価の難しさだと思います。
そもそも古くから、人が人を評価するということについては、議論されているような内容だと思いますし、
評価者も1人の人間である以上、聖人君子のような人間で、常に公正明大な判断ができる訳ではないからです。
ですから、僕自身は以下のような観点でメンバーを評価するように心掛けています。
(先日読んだ本の影響が多分にありますが、)
細かな基準も大切ですが、最終的に人材を以下のような4段階の基準で定めてます。
・人財
会社にとって無くてなならない必要不可欠なメンバーのこと
・人材
言われたことをちゃんと実施してくれるメンバーのこと
・人在
ただいるだけのお荷物なメンバーのこと
・人罪
居てもしょうがなく出来れば辞めてもらいたいメンバーのこと
どの「ジンザイ」が高い評価かは一目瞭然だと思います。
このような基準に対して、メンバーのみんなは、今現在自分がどの「ジンザイ」なのか?という事を見つめ直すことが大切だと思います。
第三者の目から見た評価の基準がどうとか、自分はもっとやれてるのになんで評価してくれないのか?
などと考える前に、
まずは、自分自身の頭で「ジンザイ4段階基準」のどこに存在するかを考えることをして欲しいと思います。
自分自身を客観的に評価した結果に嘘はないと思いますし、その結果に嘘をつくような人であれば、そもそも見抜けますしね。
繰り返しになりますが、
まずは、自分が持っているもの、やっていること、出来ること、やりたいこと、それら全てを踏まえてどのジンザイなのかを自己評価するところから始めてもらいたいです。