あるといいながある(いや、まだない)
その昔、某コンビニのキャッチフレーズでこんなのがあった事を思い出した。
「あるといいながある」
今思い返してみても、コンビニの特性を明確に捉えた最高のキャッチフレーズだと思う。
そしていきなり話を変えるが、
この「あるといいなが」が
弊社にはまだない。。。
正確に言えば、
「ない」=用意していないのではなく、
「ない」=今(またはこれから)作っている(いく)から
という意味である。
創業からもう間も無くで8年半という月日が経つわけだが、まだまだ創りきれていないものがたくさんあると思っている。
そもそも、会社を未来永劫続けていくという事は、創り続けるという意味なのかもしれないが、
そして、この創り創り続けるという意味は、決して忘れてはいけないと最近心底感じている。
創業期は、ベンチャーだから!という想いで突っ走っているのが普通だったし、社員が数名であった時も同様だったと思う。
しかし、人が増えればコトはそう単純にはいかないと痛感している。
その理由としては、
組織が拡大すればするほど、パレートの法則の通り、
「80%の人材」
または
「サラリーマン根性」
を持った人材
というものが必ず誕生してくるからだ。
もちろんスタッフだけに限った事ではなく、自分を含むファウンダーも同様の事が言えると思う。
強いチーム(組織)を作り上げるためには、この意識を改革する事が近道であり、必要だと思っている。
そのためには、やはり先人達が言い続けている言葉の通り、
「初心忘れるべからず」
という事を常に念頭におくべきだと思っている。
この言葉を自分に置き換えるならば、
2008年1月11日。GFDという会社を立ち上げた「あの日」を。
スタッフ一人一人に置き換えるなら、GFDという会社に入る事を決めた「あの日」をもう一度思い出して欲しいと思う。
そうすることで
「80%の人材」ではなく「20%の人材」になり
「サラリーマン根性」ではなく「フロンティアスピリッツ」とか「ハングリー精神」
を持つ人材へと成長し、
そして、いつか、
自分たちにとっての
「あるといいながある」
という会社を、創り上げていって欲しいと思っている。