Say hungry!!!
最近自分はハングリーじゃないな〜
っとフッと考えていたら
昨年行ったセブのゴルフ場にいたフィリピンの子供達を思いだしました。
どのような子供達だったかと言うと、ゴルフ場のOBゾーンに常に待機していてOBになってしまったゴルフボールを拾い、
一言
「Chip Please!」
1日中炎天下のゴルフ場にいて、ゴルフボールを拾うことで幾ばくかのチップをもらって小遣いを稼ぐ子供達。
その子供達が叫んでいた言葉が
「Say hungry!!!」
本当にそう言っていたのかは微妙ですが、僕にはそう聞こえ一緒に回っていた友人達と笑っていました。
ハングリーという言葉を考えるとどうしても、その「Say hungry!!!」が思い浮かんでくる訳です。
これがハングリーかどうかは微妙ですが、少なくも貧困という環境に置かれている自身の状況を理解し出来ること(この場合ゴルフボールを拾うこと)をひたすらやるという姿勢はハングリーそのものなんじゃないかな?
と感じています。
もちろんその先を見据えて、
そこから抜け出すための「何か」をしていなければ、
一生その場から抜け出す事が出来ない訳で、そこから這い上がるにはさらなる行動と努力が必要になるとは思いますが、、、
そんな事を悶々と考えていると、最近の自分は全くハングリーではないなと・・・
自分自身で立てた目標のあれやこれや、、、
そのどれもが中途半端でとても達成出来ているとは言い難い状況です。
そんな自分を客観視して、どのようにしたら目標を達成出来るのか?という事を考察してみました。
<考察その1>
ひたすらに過酷な環境(飢えと空腹を伴うまさにハングリーな環境)に身を置いてみる案
→
現実的に無理。
そんな環境をこの日本で築くことがそもそも難しいし、自分で自分のお尻を全力で叩くことは手も痛いし、お尻も痛いので無理。
<考察その2>
少しだけ過酷な環境(日課を課してストイックに目標に取り組む)に身を置いてみる案
→
恐らくこれも無理。
そもそもストイックに継続出来てたら、もはや目標は達成できているはず。
「継続は力なり」という言葉がありますが、僕的には「継続できる力は才能なり」だと思ってます。
ちなみに自分自身の名誉のために書きますが、昔は出来ていたはず。
<考察その3>
そもそもサボる、だらける、言い訳するという事を受け入れてみる案
→
これなら可能そう。すぐ受け入れられそう。
目標を立てたその時は、「やる気」という正常時とは違う、異常なモチベーションが存在していると解釈し、その「熱」は風邪の時のそれと同じでいつかは正常時の体温に冷めるものという事を予め理解しておく。
その上で、ここまでやったら終わり!とストイックに自分を追い込むのではなく、目標と目標を達成するための取り組みとうまく付き合っていくという考え方。
壮大な目標に寡黙に取り組むのではなくその日その日のゴールを設定する。
例:
毎日100回の腕立て伏せをするのではなく、1日10回の腕立て伏せを10日必ず続ける。
一見考察その2に近いですが、すぐにでも達成できる目標を毎日の目標に置くという意味では違います。
やっぱり考察その3!
これですね。
何も持っていない駆け出し中の駆け出しの頃は、ひたすらにがむしゃら、とにかくがむしゃら、寝ても冷めても何かを掴むため、実現するためにがむしゃら、
というのが当たり前でしたが、少しでも何かを掴んでしまったら実際問題、そこまでストイックにハングリー精神を保ちがむしゃらに進むというのは中々に難しい事だと思います。
例えるなら、動物園で保護され飼われてしまった元野生の動物が、それ以降、野生では生きていけないようなものだと思います。
なので、先に挙げた「考察その3」の案を元に
「サボったっていいじゃない。ダラけたっていいじゃない。だって人間だもの」
的な考え方を受け入れ、自分なりのペースで取り組むというのがひょっとしたら一番の近道かもしれない、、
などと考えてる暇があるなら目標達成のために、少しでも英語の勉強をやれば良いのに・・・
っとブログを書きながら感じた2016年の秋です。