神のお告げ的な!?
昨日からアメリカのサンフランシスコに出張で来ています。
3月のこちらは朝晩は若干冷え込むものの、日本よりも比較的暖かく過ごしやすい気候なので出来るなら後一ヶ月くらいはこちらに滞在したいと思いながらブログを書きます。
サンフランシスコに向かう機内で読んだ本の中で「船頭多くして船山に登る」ということわざが出てきました。
意味としては、指図する人が多くて方針の統一がはかれず、物事がとんでもない方向にそれてしまうことのたとえ。
と書かれていますが、
何かの物事を進める時に、たくさんの先導者が居たら確かにそのチームメンバーは誰の言葉を信用し、誰の指示に従い、誰の指し示す方向に進めば良いか分からなくなってしまうなと改めて理解しました。
うちの会社で例えるならば、組織のフラット化を目指すあまり、各プロジェクト毎の船頭が多くなってしまう
ような傾向があります。
これでは本来、川や海や湖などを渡るはずの船が山を登るなと・・・
なぜこの言葉が、こんなに響いたかというと、、、
実はこのことわざがわずか二日間の間に二度も登場したからなんです。
一度めは飛行機内で、二度めはサンフランシスコに到着した後の待ち時間で見たネット記事です。
単なる偶然かもしれませんが、今まであまり聞いた事がない言葉がこの短期間で二度も登場するということに僕は必然を感じました。
上手い言葉で言えば、さしづめ神のお告げ的な感じでしょうか。
このような気づきの出会いを軽視しないで、もう一度この、「船頭多くして船山に登る」という言葉を自社の組織に照らし合わせて考えてみようと思った in San Francisco の午後でした。