モチベーションを理解しよう
あるが前提でしょ?
これは、
昨日、弊社のマネージャーととある会社様の研修を実施した後に出た言葉です。
「ある」
これは何があるかというと、
「やる気」とか「ポジティブな向上心」とか「目標」などの事です。
これが無い人に、教育として何かを教えるのは非常に難しいという話です。
やる気が無い人間にいくら熱心に講義をしても、まさに「豚に真珠」、「猫に小判」であり。
まさに、
「価値の分からない人に貴重なものを与えても何の役にも立たないことのたとえ。」
となってしまう訳です。
さらにそのような人たちに一生懸命勉強しようぜ!
と啓蒙するのも何か違うと思うのです。
話は教育からチームビルディングへと変わった時も同様の観点でした。
例えば、甲子園を目指している高校野球チームがあったとします。
一方は、甲子園を目指し、甲子園で活躍して、その後はプロ野球に入り、その先はメジャーリーガーになる!
というモチベーションで活動しているチーム(個人)と。
何となく野球が好きだからとか、みんなと青春したいからという理由で野球をやっているチーム(個人)では雲泥の差があると思います。
胸熱青春野球マンガとかなら、野球に興味なかった登場人物が徐々に野球の魅力に惹かれ成長し、甲子園で活躍するなんていう展開があるかもしれませんが、
現実は100%に近い確率で起こりえないと思います。
つまり何が言いたいかという、
目標を持たずにただ何となくやっている人間が、目標を持って努力をしている人間に勝てる訳がないということです。
個人のモチベーションが日々の努力を動機付け、甲子園に出る、甲子園で勝つ、というチームの目標がチームを強くするのだと思います。
そのためには、
なぜ仕事をするのか?
本質的には何がやりたいのか?
この会社で何を実現したいのか?
この3点の目標を定めるための理由を、正確に把握する必要があると思うのです。
これが不透明な状態では、何かのために行う努力はおろか、日々の日常ですら曖昧になってしまうと思います。